現地に伝わる伝説

胸踊るトゥンブナ伝説

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モトゥアン伝説によると、凶作が続き、飢餓と疫病が蔓延していたある時、エダイ・ボエラという漁師が水辺にいると、漁師エダイのウナギ神であるディヴァラが、船を転覆させエダイを深い海の底まで引き摺り込み、ラカトイという海上生活用の大きな船の建て方を教えました。

大きなウナギ神は「ラカトイは、あなたの悩みを全て解消します」と言いました。再び浮かび上がり自分の村に戻った漁師エダイは、この大船を建て始める前に、この経験を皆に伝えました。

エダイは2艘の大きなカヌーを作り、それを結び合せ1艘の船にし、そこにプラットフォーム、シェルター、大きなマストを2枚、そして特徴あるクラブクロウセイルを付け足しました。それからラコタイは、粘土の壺を含む地域の装飾品と名物で飾られ、湾岸州の人々と貿易するために西方の旅に出ました。

ラコタイが出航してから数ヶ月後、東向きの風は北西の風に変わり、タロ芋、サゴヤシ、ビンロウジ、木材で溢れるような船は、長い航海から戻りました。中央州のモツ族の貿易のための航海・ヒリは1950年代まで続き、現在ではパプアニューギニア独立記念日にエラ海岸で ヒリ・モアレ祭として記念されています。