
赤道の少し南、オーストラリアの160km北に位置するパプアニューギニア(略してPNG)は、アジアからインドネシア、そして南太平洋の中まで続く壮大な山脈の一部を占めています。この魅惑的な土地は、600を超える島々と800を超える現地語(「トクプレス」)を誇り、アマゾンの次に大きい完全な形で残された熱帯雨林が存在する所でもあります。パプアニューギニアは、それぞれ独自の特徴と文化を持った首都区と22州を含む4地方から成っています。訪れる人々は、山岳地方のジャングルに覆われた山々から沿岸部や島嶼地方の白い砂浜や環礁など、様々な熱帯地独自の風景を楽しむことができます。
国の大部分は、野生の状態のままで開発されておらず、完全な状態を守ったサンゴ環礁から火山まで、バラエティに富んだ、壮観な景色を誇っています。本土は、中央部に4000mを越す巨大な峰を含んだオーエンスタンレー山脈に分断されています。なみなみと海に流れ込む、壮大なセピック川も含むこれらの河川は、この山脈の山々から溢れ出ています。
山脈の麓には、豊穣な海岸平野、浸水されたデルタ域、そしてマングローブの生える沼と共に、広々とした砂浜と穏やかな湾岸が広がっています。パプアニューギニアにある起伏の激しい山地と深い洞窟は、ウォーカー、洞窟探検家、登山家にまたとない冒険のスリルを提供してくれます。また河川とデルタ域では、カヌー、カヤック、釣りを楽しむこともできます。パプアニューギニアには、暖かい沿岸部周辺に世界有数のダイビングスポットがあり、本土沿岸部とビスマルク海に浮かぶ島々とミルン湾地域周辺の目を見張るようなサンゴ礁もあります。
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地理
パプアニューギニアは、赤道の少し南、オーストラリアの160km北に位置し、全地域が熱帯地域内にあります。全面積約473,189平方kmである、パプアニューギニアは、世界で二番目に大きいニューギニア島の東側全てを占め、他に600余りの島々、環礁、サンゴ礁を含みます。国土の山々の核を成すオーエンスタンレー山脈は、海岸平野からせり上がり、東西を横断しています。標高4500mの最高峰ウィルヘルム山や他の峰から、壮大なセピック側やフライ川は海へ流れ始めます。山脈の麓には、豊穣な海岸平野、浸水したデルタ域、マングローブの生える沼地と共に、広々とした砂浜、色とりどりの入江、そして密生する熱帯雨林が広がっています。
人口
パプアニューギニアの総人口は、700万人近くであり、その大多数はメラネシア人種です。
気候
パプアニューギニアは、一年中、温暖または熱帯で多湿な気候を維持しています。夏期は雨季にあたりますが、何月であるかは州により異なります。5月から12月が最も乾燥している時期です。パプアニューギニア滞在中は、曇っている日でも日焼けにご注意ください。特に、高地地帯にいる場合にご注意ください。
時間帯
パプアニューギニアは、グリニッジ標準時間(GMT)の10時間先、日本時間(JST)の1時間先になります。